スクロール
マチュリェのステチャク墓地は、2016年にユネスコの世界遺産リストに登録されました。この墓地は、ノヴィトラヴニクとゴルニ・ヴァクフの間に位置しています。地域の伝統によれば、この墓地は「石の花嫁」としても知られています。101基のステチャクと16基の十字架が含まれています。
ステチャクはさまざまな形をしており、52基の箱型、32基の板型、11基の尖塔型、そして残りの6基は分類が難しいものです。これらは石灰岩で作られ、整然とした列に配置され、良好な状態で保存されています。配置は東西および南北の方向を向いていますが、一部はこれらの方向からわずかにずれています。
装飾やシンボルの中には、バラ、リンゴ、十字架、人間の形（両手を広げた姿）、太陽、そして三日月が見られます。この墓地には、刻まれた文字のあるステチャクは存在しません。立ち上がった頭の鹿や馬の描写が2基のステチャクにあり、1基には孤独な手が現れています。
